運動系の部活に入ろうか迷っているあなたへ

ひとりごと
A teenage Japanese boy playing soccer at night in Tokyo, Japan.

はじめに

A太君
A太君

運動系の部活に興味はあるけどついていけるか不安…

B子ちゃん
B子ちゃん

やっぱり上下関係とか厳しいのかな…

これから部活選びをする人の中にはこんな悩みを持つ人も多いんではないでしょうか。
この記事ではそんな悩みに対してのアドバイスをします。
この記事はこんな人に向けた記事です。

  • 運動系の部活に興味はあるけど不安な人
  • 運動系の部活に入るメリット・デメリットを知りたい人
  • 子供を運動系の部活に入れるべきか悩んでいる親御さん

ではいきましょう。

簡単に自己紹介

2025年2月現在高校3年生のミスタです。
部活動は、

  • 中学ではサッカー部
  • 高校では陸上部(中距離)

に所属していました。
チーム競技・個人競技の両面からアドバイスします。

詳しくはこちらからどうぞ。

あくまで僕のいた高校をベースに話していくので、参考程度にしていただければ幸いです。
(運動部についてはそこまで強豪校というわけではありません。)

不安要素の解消

運動部に入ろうか迷う際に直面するであろう不安要素を解消していきます。
これらの要素について解説していきます。

  • 未経験でも大丈夫か
  • 上下関係は厳しいか
  • 友達はできるか
  • 辞めたいときに辞められるか
  • 青春(恋愛)はできるか
  • 学業との両立はできるか
  • 思い出はできるか
  • スケジュールはどんな感じか
  • 費用はどれくらいかかるのか

1つずつ見ていきましょう。

未経験でも大丈夫か

結論から言うと、全く問題ありません
というか特に中学の場合は半数以上は未経験なんじゃないかなと思います。
仮に未経験が少なかったとして、未経験だからと馬鹿にされたり仲間外れにされたりすることはまずありません。
「でも足を引っ張るんじゃないか」
「試合に出られないんじゃないか」
そう思う方もいるかもしれません。
ですが実は、

  • チーム競技の場合は人数にもよるが多くの場合Aチーム、Bチームなどとレベル感ごとにいくつもチームができる
  • 個人競技の場合は足を引っ張ることはない

なので心配はいりません。
むしろ大事なのはちゃんと努力できるかです。
ここをないがしろにするとチームから浮いてしまうかもしれません。

上手くなろうという姿勢を見せていれば誰もあなたを馬鹿にすることはできません。

ミスタ
ミスタ

僕はサッカーの才能はなく、結局最後までAチームのスタメンになることはできませんでしたが、練習試合などではBチームとしていつも試合には出ていましたし、馬鹿にされたことはありません。

上下関係は厳しいか

これについては本当に部活によります。
ただ傾向としてあるのは、チーム競技は厳しめなところが多いこと。
これはチームが一つにまとまるために上級生が下級生を引っ張る必要があるからです。
一方で個人競技については本当にまちまちです。
別の指標として、強豪校になればなるほど厳しくなる傾向があります
これはチーム競技・個人競技は関係ありません。
こればかりは体験に行ってみて雰囲気を感じ取るしかないですね。
体験期間は入部させるために妙にやさしく接してきますが…

ただ上下関係が厳しいのは一概にデメリットとは言えず、しっかりとした礼儀・挨拶が学べるなどのメリットも多いです。

ミスタ
ミスタ

僕のいた学校では陸上部は比較的緩く、聞くところによるとテニス部、卓球部なんかも緩いそうです。
一方で、バドミントン部はそこそこ厳しかったらしいです。

ちなみに上下関係が厳しいといってもカツアゲなどの脅迫といった怖さは無いので安心してください。
あくまで組織として上下関係がはっきりしているという意味です。

友達はできるか

めちゃくちゃできます。
というか、1人1人の友人関係が深くなりやすいです。
もちろん文化部でもたくさん友達はできると思いますが、運動部で苦楽を共にした友達は一生ものになるでしょう。
後で語りますが、文化部に比べて運動部は活動日も多くなりがちなので一緒に過ごす時間も多くなります。

ミスタ
ミスタ

僕もどちらかというと内向的な性格ですが、親友と呼べるほど深い友人関係を築けた友達ができました。

友達を作りたいなら運動部はおすすめです。

辞めたいときに辞められるか

これは正直微妙です。
各競技にはそれぞれシーズンと呼ばれるものがあって、その期間は大会なども頻繁に開催されるので引き止められたりもするでしょう。
またシーズンでない期間でも特に人手の足りない部活では拒まれる可能性はあります。
ただ、あくまで辞めるかどうかは本人の自由なので強い意志があれば辞めることも可能です。

ここまでは自分の意志でどうにかなるんですが、問題は次です。

ほとんどの場合、辞めることを知った仲間は反対するでしょう。
これまで一緒に頑張ってきた仲間が辞めようとしているんだから当然です。
大抵の場合辞めてしまえば諦めてもらえますが、
友好関係が途絶えたり、ひどい場合には避けられたりする可能性も0ではありません

ミスタ
ミスタ

僕は友人関係を壊したくなかったので辞めたくてもなかなか辞めれず、結局中学卒業の節目まで続けていました。
(別に今となっては後悔はしていません。)

青春(恋愛)はできるか

すみません!
僕は男子校だったのでこれだけはわかりません。
少なくとも僕が言えるのは、

男子校・女子校ならば恋愛はほとんどない

ということです。

ただ一般論として、競技にひたむきに努力している姿は魅力的に映るものですし、共学ならば青春できるんではないでしょうか。

ミスタ
ミスタ

僕も共学を選べばよかった…

学業との両立はできるか

基本的にはできます
部活の頻度にもよりますが、緩めの部活ならメリハリにすらなるんではないでしょうか。
またこと定期テストについては多くの場合1週間前からは部活が無くなるので勉強に打ち込めます。
定期テストの対策が知りたい方はこちら

一方で注意点もあります。

大会のスケジュールや勝ち進んでいった場合部活引退が入試直前になる場合があるということです。

どれだけ受験に打ち込むのか、どんな入試方式を使うのかにもよりますが、多くの場合は勉強をして試験に備えます。
そのため場合によっては自分で早めに部活を辞める決断をする必要があります
(このタイミングで部活を辞める人は結構多いので比較的辞めやすいとは思います)

ミスタ
ミスタ

実際僕は運動部に所属しながらも評定平均4.9をとることができました。

思い出はできるか

たくさんできます。

  • 日々のきつい練習
  • 大会で勝ち上がった喜び、負けた悔しさ
  • 合宿の思い出

など。
一生懸命やるからこそ、思い出は一生もののものが残ります

一度きりの中学・高校生活を価値のあるものにしたい人に運動部はおすすめです。

ミスタ
ミスタ

僕も文句を言いたくなる時はたくさんありましたが、今となってはそのどれもがいい思い出です。

スケジュールはどんな感じか

普通の運動部であれば、最低でも週4日は覚悟しておく必要があります

基本的には週5日です。
自主練を名乗って週6・7日やるところもあるらしいです。

やっぱり文化部と比べるとスケジュールはなかなか厳しいでしょう。
またチーム競技ではなかなか休ませてくれなかったりもします。
(もちろんホワイトなところもたくさんあるとは思います。)

運動部に入るなら、それなりの覚悟は持っておきましょう

ミスタ
ミスタ

僕の場合はサッカー部は体調不良以外では休ませてもらえませんでした。
旅行などで休んでしまうとしばらく大会に出させてもらえませんでした。

費用はどれくらいかかるのか

費用は競技によってかかります。
大きく分けると次のものがあります。

  • 最初に道具をそろえるための費用
  • 交通費
  • 合宿費
  • (ある場合には)活動費

まあ文化部と比べたら多少かかるかな、くらいです。
もちろんこの他に友達付き合いなんかにもお金はかかりますね。

ミスタ
ミスタ

親にはしっかりと感謝しましょう。


いかがだったでしょうか。
悩みは解決されたでしょうか。
運動部は一言でまとめると、

時間的拘束は多いがそれに見合っただけの価値はある、今しかできない活動

です。

運動部のメリット・デメリット

先ほどと内容がかぶる部分もありますが、もう一度まとめておきましょう。

メリットデメリット
・競技技術の向上
・礼儀・挨拶が身につく
・集団行動に慣れる
・深い友人関係を築ける
・一生の思い出になる
など
・時間的拘束が厳しい
・一度入ると辞めずらい可能性がある
・文化部と比較すると多少費用がかかる
・受験勉強に影響する可能性がある
など

これらから見てわかるとおり、
運動部は

所属している間はいろいろと不満がたまりやすいものの、長期的に見たらかなり貴重な資産になる

と言えるのではないでしょうか。

僕個人の意見

僕個人の意見としては、

  • 運動部に入ったことが一度もないならば、入ってみる価値は十二分にある。少なくとも体験には行ってみるべき。
  • 一度所属していたことがあるならば、無理に入る必要はないと思う。

です。
もちろん無理に入れとは言いませんが、運動部に所属していた身からするとやっぱり運動部でしか得られないことは多いと感じます。

さいごに

部活動選びは今後の中学・高校生活を大きく左右する大事な決断です。
しかし覚えておいてほしいことは、

どんな選択をしてもそれは間違いではない

ということ。
後から、
「あの時文化部を選んでおけばよかった」
なんて後悔は絶対にしないでください。

どんな状況でも、結局一番大事なのは何をするか

です。

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