一人カラオケ(ヒトカラ)のすゝめ

カラオケ

はじめに

皆さん、カラオケは好きですか?
カラオケというと、複数人で行くイメージを持つ方もたくさんいると思います。
「歌は好きだけど人に聞かれたくない。」
「人の歌を聴いている時間が長くて疲れる。」
「他人と長時間過ごすのは気疲れする。」
そんな悩みを持っている方も多いんではないんでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが

一人カラオケ(ヒトカラ)

という趣味です。
もちろん上記のような悩みを持っていない人も含めて歌が好きな人全員におすすめできる趣味なので、興味がある方はこの記事を読んで一人カラオケについて知ってもらえたらうれしいです。

僕が一人カラオケに目覚めたきっかけ

ミスタ

僕はもともと歌うことは好きでしたが、カラオケは友達と行くことしかなく、その頻度も1~3か月に一度くらいでした。
友達はそれで満足していたようで、僕も特別な楽しみくらいに思っていました。
それでも心の底では「もっと歌いたい」と感じていました。
そんなある日一人カラオケの存在を知りました。
カラオケに一人で行くなんて考えられなかった僕は、自分とは縁がないものだと割り切ろうとしましたが、正直興味がありました。
でも周りの目線が気になって、なかなか行けずにいました。

2024年の春休み、僕は高校三年生で、やっと本格的に受験勉強を始めました。
毎日塾に通って勉強をしていました。
友達もみんな同じような感じだったので久しくカラオケには行けていませんでした。
勉強でストレスを抱えていた僕は、ついに一人カラオケに行くことを決意しました。
勉強終わりに塾の近くにあったカラオケ館に足を運び、意を決して受付で「ひとりです。」と言うと普通に部屋に通され、

僕は一人カラオケ童貞を卒業しました。

…長々と書いてしまいましたが、これが僕の初めての一人カラオケでした。
今ではすっかり趣味として定着し、暇なときにはよく通うようになりました。
(平均で三時間くらい、最高で五時間くらいいます。)

一人カラオケの魅力・メリット

一人カラオケのメリットには次のようなものがあります。

  • 知人の目を気にせずに思いっきり歌える
  • 下手でも気まずさがない
  • コスパ良く歌える
  • 歌の研究ができる

一つずつ説明していきます。

知人の目を気にせずに思いっきり歌える

正直仲の良い友人でもカラオケでは多少は気を使いますよね。

「みんなが知ってそうな歌にしておこう」

「この歌はCメロとかあんま知らないし、やめとこうかな」

「歌いたかった歌を先に歌われちゃった…」

などなど。
一人カラオケではこんな悩みは必要ありません。
自分の好きな歌を好きな時に好きなだけ歌えるのです。

下手でも気まずさがない

カラオケがうまい人はみんなこう言いますよね。
「下手でも全然いいよ。」
「楽しめれば上手くても下手でも関係ないよ。」
僕も一般的に見たら歌がうまい部類に入ると思うのでこう言いたくなる気持ちはわかります。
でも下手だと思っている側からしたらたまったものじゃありません。
もし自分の下手な歌で空気を悪くしてしまったらどうしようと気が気ではありません。
そんな人でも一人カラオケなら全く問題なしです。
上手くなろうと練習するもよし、思いっきり歌ってストレス発散をするもよしです。

ちなみに歌がうまい人たちが上記のように言うのは別に悪気があるわけではなく、歌が下手なのにも限度があると思っているからです。
どうか彼らを許してやってください。

コスパ良く歌える

皆さんに思い出してもらいたいのですが、カラオケの料金システムはほとんどの場合一人当たりの料金ですよね?
カラオケの機材は一つしかないのに、です。
これでは人数が多くなればなるほど一人当たりの歌える曲の数は減ってしまいます。
逆に言えば一人カラオケでは最もコスパ良くたくさんの歌を歌えるのです。

歌の研究ができる

一人カラオケなら同じ歌を何回歌っても問題ありません
そのため何度も歌ってより高い点数を目指したり、自分に合ったキーを探したりすることもできます。
また一度カラオケを中断して、原曲を聞いてみるなんてこともできます。
めちゃくちゃビブラートを入れまくったりしても誰にもキモがられません。

一人カラオケのデメリット

ここまで読んで、一人カラオケに行ってみたくなった人もいるんではないでしょうか。
でもそんな一人カラオケも人によってはデメリットがあります。
一人カラオケで考えられるデメリットは次の通りです。

  • 他人の目が気になる
  • 虚しくなる
  • 喉が枯れる
  • 店員が入ってきたときに気まずい

これも一つずつ説明していきます。

他人の目が気になる

人にはよると思いますが、中にはやっぱり周りの人や店員さんに変な目を向けられると感じてしまう人もいるんではないでしょうか。
ただ実際行ってみるとわかるのですが、実は結構な割合で一人カラオケをされていて、何なら時間帯によっては多数派なんてこともあります。
実はあなたが想像しているよりもすでに一人カラオケは浸透しているのです。

虚しくなる

カラオケがみんなでわいわい楽しむものというイメージがある人からすると、歌に関しての反応が返ってこないと虚しくなってしまう可能性があります。
また一人カラオケの特徴として、自分が歌った後にすぐ次の歌を入れないとすぐに最初の広告が流れてしまうので慣れるまでは違和感を感じるかもしれません。

喉が枯れる

当然、一人カラオケでは意図的に休憩を取らないとノンストップで歌い続けることになります。
歌い方にもよりますが、長時間歌っていると喉が枯れてしまうことも考えられます。
対策としては数曲おきに飲み物を飲んだり、時々原曲を聞く時間を作ったり、異変を感じたら時間が余っていても早めに退出するなどが考えられます。
ひどい場合はもとに戻らなくなってしまうこともあるので、無理だけはしないようにしましょう

店員が入ってきたときに気まずい

個人的にはこれが唯一のデメリットです。
ワンドリンク制をとるカラオケ店が多いため安く済ませたい場合はドリンクを注文することになります。
その際ほとんどの場合は店員がドリンクをもって部屋に入ってきます。
またドリンク飲み放題を選択すると多くの場合ドリンクバーを使用することになりますが、時々店員がドリンクを運んでくるタイプの時があります。
自分が熱唱しているときに店員に入ってこられると流石に気まずいので僕は店員が来るまでは歌わずにじっとしています。

注意点

一人カラオケを利用する際には注意すべき点がいくつかあります。

一人カラオケの扱いは店舗によって大きく異なる

一人カラオケに対する扱いには主に次のようなものがあります。

  • 通常料金
  • 一人カラオケ専用の料金
  • ヒトカラ専用ルームがある
  • 混雑時の入店お断り
  • 一人カラオケを禁止している

これらについてはホームページを見るか、電話にて問い合わせて確認する必要があります。
面倒ですが、新しい店舗に行く際には事前に確認をしておきましょう。

また学割などは二人以上を対象としている場合もあるので合わせて確認しておきましょう。

時間を超えてしまいがち

一人カラオケでは一人でずっと歌を歌っているため、気を抜くと時間を忘れて延長してしまうなんてこともあります。
10分前コールをしてくれる場合は心配はありませんが、特に一人カラオケに配慮している店舗の場合は10分前コールをしないで時間を超えた場合は延長とみなす対応をするケースも多いです。
つい時間を忘れてしまわないようにタイマーをつけておく等の対策をしましょう。

学校や職場の近くだと知人が集団で来ている可能性がある

特に学生にとってカラオケは安価で遊ぶ場所として最適です。
そのため学校や職場近くのカラオケ店だと知人が集団で遊びに来ている可能性があります。
堂々とできる場合は問題ないですが、できるだけ会いたくない人がほとんどなんじゃないでしょうか。
できるだけそういった場所は避けていくのがベターでしょう。

まとめ

どうでしたか。
一人カラオケに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
一人カラオケには複数人で行くカラオケとは全く違う魅力があるのです。
僕は以下のようにとらえています。

一人カラオケ複数人で行くカラオケ
・ストレス発散
・歌うことが目的
・歌の練習をする場
・友達と楽しく過ごす場
・人の歌を聴く場
・練習した歌を披露する場

一人カラオケは最初は緊張すると思いますが、本当に楽しいし、いい趣味だと思います。
ぜひ行ってみてください。

そういえばこの記事を書いているときにカラオケまねきねこと同じ親会社であるコシダカグループの経営するワンカラというものを知りました。
なんでも一人カラオケ専門店で、ヘッドホンとコンデンサーマイクを使うそうです。
とても興味があるので、今度行ってみて、紹介したいと思います。

※コンデンサーマイクはファーストテイクなどでお目にかかる、プロの方がレコーディング等で用いるマイクのことです。

ワンカラのホームページはこちら>>>https://www.1kara.jp/

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