初代ファイナルファンタジーピクセルリマスター版のクリア後レビュー

ゲーム

はじめに

ミスタ
ミスタ

皆さんこんにちは。
ミスタです。
実は先日こんなものを買ったんですよ。

FINAL FANTASY I-VI Bundle on Steam
ミスタ
ミスタ

この度ついにファイナルファンタジーシリーズに手を付けてみようかなと。
今までにやったことがあるのはFFⅩのみなので、せっかくなら初代から全部やりたいなと思って買ってしまいました。
まずは初代ファイナルファンタジー(以下FFⅠ)をクリアしたので、レビューしていきたいと思います。

ファイナルファンタジーシリーズとは

ファイナルファンタジーシリーズはスクエアエニックス社が手掛ける国民的RPGで、1987年12月18日に第1作目となる「ファイナルファンタジー」がファミリーコンピューター向けに発売されました。
2025年2月現在までに合計16つのナンバリングタイトルが発売されており、今もなお根強い人気のあるシリーズです。

FFⅠのあらすじ

土、火、水、風…4つのクリスタルは輝きを失い、世界は暗黒に包まれた。そのクリスタルに光を取り戻すべく、プレイヤーは光の戦士となり、探求の旅へと出発する……

ファイナルファンタジーっぽさあふれる、原点にふさわしいお話ですね。

FFⅠの特徴

FFⅠにはこのような特徴があります。

  • 自分でキャラクターを作る
  • ジョブシステムがある
  • MPの概念が全然今と違う

自分でキャラクターを作る

FFⅠには固定されたキャラクターはおらず、自分で名前を決めて4人のキャラクターを作り、冒険をします
(やったことがある人ならドラクエⅢのような感じです)

そのためキャラクターに個性などはありませんが、自分で名前を付けたキャラクターには愛着がわいてきます
(キャラクターの名前はおまかせでつけることもできます)

ミスタ
ミスタ

僕はおまかせで名前を付けたんですが、終わりのほうにはすっかり愛着がわいてしまいました。

ジョブシステムがある

FFⅠにはジョブシステムがあり、

  • 戦士
  • シーフ
  • モンク
  • 白魔導士
  • 黒魔導士
  • 赤魔導士

の6種類が存在します。
これらはストーリー中に上級職のようなものに進化させられますが、ジョブ自体は変更できないので注意しましょう。

MPの概念が全然今と違う

個人的にFFⅠで一番衝撃だったのは、MPの概念が違うことです。
最近の主流はキャラクターにはそれぞれ1つのMPというステータスがあり、呪文ごとに必要なMPが異なる、というものですよね。
一方本作は呪文がレベル分けされており、レベルごとに使える呪文の回数(MP)が決まっているというものです。

ミスタ
ミスタ

初めてみたシステムだったのでとても新鮮でした。
これはこれで面白かったです。

FFⅠのいいところ

僕が感じたFFⅠのいいところはここです。

  • ストーリーがエモい
  • 音楽がいい
  • グラフィックが一新されて、ドット絵がきれい
  • いろいろな便利な機能が追加されている

ストーリーがエモい

正直FFⅠのストーリーは単調で、そこまで面白くはありません。
(SFチックな要素もあって、当時からすると面白いストーリーだったんだろうなとは思いました。)
まだほとんどFFシリーズに触れてきていないものの、このストーリーを見ただけで「FFっぽさ」が全面にあふれ出ていて、なんだか感慨深くなりました。
ここから超人気シリーズFFがはじまるんだな」と思わせてくれます。

ファイナルファンタジーの原点にふさわしいストーリーです。

音楽がいい

さすが人気シリーズというだけあって、音楽も中毒性があります。
ピクセルリマスター版では作曲者である植松伸夫さん監修のもと美しくアレンジがされています。
(BGMはオリジナル版に切り替えることも可能です。)

ミスタ
ミスタ

僕はアレンジ後の戦闘BGMが一番好きです。

グラフィックが一新されて、ドット絵がきれい

やる前は正直ドット絵はやりずらそうだなと感じていたんですが、全然そんなことなかったです。
むしろ色鮮やかで見やすいし、平面的なので目も疲れにくかったです。
昔らしさは残しつつ、いい意味で進化させていると感じました。

ミスタ
ミスタ

最近よくお目にかかるHD-2Dにも興味がわいてきました。

いろいろな便利な機能が追加されている

昔のゲームを遊びやすくするためにいくつもの便利な機能が追加されています。

エンカウントのON/OFF設定

なんとマップ上でのエンカウントを無くすことができるんです。
これによりスムーズな移動や探索が可能になりました。
FFⅠはエンカウント率がかなり高いのでこの機能がないとかなり大変だなと感じました。

ミスタ
ミスタ

正直最初はチートだと思って毛嫌いしていたんですが、よくよく考えたら最近のRPGはシンボルエンカウントが主流になってきて、戦うかどうかは自分で選択できるので今に合った機能なのかなとも思いました。

僕は多少はランダムエンカウントの要素も残したいと思ったのでこのような縛りプレイをしました。

  • フィールド上ではいつでも自由にON/OFF切り替えが可能
  • ダンジョンは最初の攻略中はONで固定(後から宝箱回収などをするときはOFFでOK)

ぜひ参考にしてみてください。

経験値・ギルのブースト機能

今作は経験値・ギルの獲得量を変更することができます
2倍、4倍など攻略を楽にすることができるのはもちろんですが、0.5倍や0倍など低レベルで攻略したい人たちにも重宝されそうな機能です。

この手のゲームでありがちなレベル上げを苦痛に感じている人からすると助かる機能かもしれませんね。

ミスタ
ミスタ

僕はレベル上げも醍醐味だと思っているのでこの機能は使いませんでした。

その他追加要素

モンスター図鑑やイラストギャラリー、サウンドプレイヤーが追加されました
これによりゲームをより深く楽しめそうですね。
またモンスター図鑑100%を目指すなどやりこみ要素にもなりそうです。

FFⅠの惜しいところ

いいところもたくさんあるFFⅠですが、微妙な点もいくつかあります。

  • できることが少ない
  • ボリュームが少ない
  • 移動が面倒
  • プレイヤーに親切じゃない

できることが少ない

もちろん昔のゲームなのでしょうがないですが、やっぱりできることは少ないです。
装備を買う・魔法を覚える・レベルを上げる以外にできることはあまりありません。
最近のゲームと比較をしてしまうと、どうしても見劣りはします。

ただFFⅠを買う人はおそらくゲームとしての面白さは求めていないので問題ないと思います。

ボリュームが少ない

同様にボリュームも少ないです。
一般的には10~15時間ほどでクリアできます。
(エンカウントOFFを使わないともう少しかかるかもしれません。)

ただこれも正直昔のゲームなのでしょうがないかなと思います。
何なら僕の想像していたよりはボリュームはあったので十分だと思います。

ミスタ
ミスタ

僕は11.5時間でクリアしました。

移動が面倒

これはしっかりとしたデメリットです。
エンカウントOFFを実装するなら、一度いったことのある街にはワープできる機能などがあってもよかったんじゃないかなと思います。

プレイヤーに親切じゃない

これは昔のゲームあるあるですが、プレイヤーに親切じゃありません
いきなり何をすればいいのか、どこに行けばいいのかわからなくなることがあります。
もちろんサイドクエストややりこみ要素などもないので目的が分からない間は意味もなくうろつくことになります。

ちなみに敵の強さは雑魚・ボスともに比較的バランスはとれていると感じました。

ミスタ
ミスタ

僕はとある人に○○を渡すイベントでその人が見つからず、一度だけ攻略サイトを見ました。

まとめ

結論、

FFの歴史・原点として楽しみたい人にはおすすめ
普通にゲームとして遊びたい人には物足りない

です。
惜しいところを見てもわかると思いますが、どれも昔のゲームとしては当たり前のことで、最近のゲームとしてみるとやりずらいというだけです。

これからFFを1から遊んでみたい人、昔の思い出に浸りたい人などにはおすすめできます

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