好きな歌が歌えないままでいいんですか?自分に合ったキーの探し方、教えます。

カラオケ

はじめに

ミスタ
ミスタ

今日この後一緒にカラオケ行かない?

A太君
A太君

うん…

ミスタ
ミスタ

どうした?
何か悩みでもあるの?

A太君
A太君

実は最近優里の歌にはまってるんだけど、高すぎていつも声が裏返っちゃって恥ずかしいんだよね。

ミスタ
ミスタ

キーを下げたりはしないの?

A太君
A太君

きー?
それってどうやるの?

ミスタ
ミスタ

じゃあ今日カラオケで教えてあげるよ。

あなたはこんな悩み抱えていませんか?
歌えたら気持ちよさそうなのに高すぎて歌えない…
最近はそんな歌が増えてきました。
そんな人でも自分に合ったキーの探し方を知っていれば、歌える曲の幅はぐんと広がるはず。
この記事を読むと次のことがわかります。

  • カラオケにおけるキーの概念
  • 自分に合ったキーの見つけ方
  • そもそもの音域が広すぎるときの最終手段
  • キー変更に対する考え方

この記事を読んであなたも好きな歌を気持ちよく歌いましょう。

カラオケにおけるキーの概念

曲にはそれぞれメロディーがあって、その音の高さは音階であらわされます。
ドレミファソラシに加えて#や♭も存在しこれらを合わせると一つ上の同じ音にたどり着くまでに13音存在します。
ピアノの鍵盤を想像すると理解しやすいでしょう。
下の図を見てください。

このようにドからドまでは13音存在します。
この音階を曲全体で一つ下げることをカラオケでは「キーを1つ下げる」といいます。
またキーを13個下げることを「1オクターブ下げる」と言います。

ここからがカラオケ特有の概念なのですが、カラオケではオクターブずれのものはキー変更をしなくてよいことになっています。
これは音階が一周することからも理解できるのではないでしょうか。
そのためちょうどキーを-13で合わせるときは原キーでOKということになります。
(そのためカラオケのキー変更機能は-6~+6までしかありません)

自分に合ったキーの見つけ方

ここからは具体的に自分に合ったキーの見つけ方を紹介していきます。
あくまで僕のやり方なので一例として参考にしてください。

① まずは原キーで歌ってみる

まずは原キーで歌ってみましょう。
このときオクターブずれでもOKです。

②-1 少しずれている場合

少しだけ高い/低い場合はキーを2ずらします。
その後は1ずつずらしていき、微調整をします。
しっくりくるキーを見つけるまで粘りましょう

②-2 大きくずれている場合

かなり高い/低い場合はキーを4ずらします。
これでもだめならキーを-6か+6にしてみましょう
(前章の説明の通り、-6と+6は隣同士です。)

大体このくらいというキーが見つかったら、②-1の要領で自分に合ったキーを特定していきましょう。


まとめると-6/+6-40+4の4つから近いものを探し、そのあと微調整をしていくといったイメージです。

ここでポイント!

  • 実は採点(音程バー)を入れながら巻き戻しが使えるのはDAMだけ
    巻き戻し機能があるとキー探しが格段にやりやすくなるので普段はJOYSOUND派の人もできればDAMで探しましょう。
  • ①で高音が出なかった人もしっくりこなければキーを上げる側も試してみましょう。
    +4と-9は同じです。
  • あくまでしっくりくることが大切です。
    音域はあっていてもどうも歌いにくいことはあります。
    そんな時はキーを1つずらしてみましょう。
    また原キーでないとどうしても音程が取れないこともよくあります。
    その時は次章で紹介する最終手段を使ってみてください。

参考までに僕のキーをいくつか紹介します。
菅田将暉 まちがいさがし -3
優里 レオ -5
Mrs. GREEN APPLE 点描の唄 0
あいみょん ハルノヒ +4
Official髭男dism 115万キロのフィルム ∔6

※このように曲によってバラバラなのでスマホなどにメモすることをおすすめします。

キー探しはすぐに見つからなければ何度も巻き戻したり、同じ曲を歌う必要が出てきます。
そのため一人カラオケでキーを探すことをおすすめします。
一人カラオケについてはこの記事をどうぞ。

そもそもの音域が広すぎるときの最終手段

前述の通りキーを変える行為は音階を丸々ずらすイメージなので、音域自体は変わっていません
そのためどれだけキーを変えても高音か低音がはみ出てしまう曲が残念ながらあります。
そんなときに活躍する最終手段を教えます。
それは…

はみ出たところだけ1オクターブずらす

です。
ほとんどの音域が広すぎる歌は飛びぬけた高音/低音はほんの一部分です。
それならその部分だけ1オクターブずらしてしまえばいいのです。
これはカラオケの「1オクターブのずれはキー変更がいらない」という特徴を利用したものです。
「でもサビだけ1オクターブ下げたらムードを壊しそう」
そう思う方もいるかもしれません。
しかしやってみればわかるのですが、これが意外にそうでもないんです。
ただ、だんだん上がっていくような曲はどこで切り替えるかをあらかじめ知っておかないと死にます。
ラップ調の曲なんかもキー変更がしにくいのでこの方法はおすすめです。

キー変更に対する考え方

キー変更に対してあなたはどんなイメージを持っていますか。
中には
「キーを変えるなんて逃げだ」
なんて心のどこかで思っている人もいるかもしれません。
ですが自分に合ったキーで歌うメリットはたくさんあります。

  • 歌える曲が増える
  • 声が裏返ったりスカスカになったりするのを防げる
  • 転調などでびくびくしなくて済む
  • 盛り上がるサビで本領を発揮できる
  • 自分の喉を守れる
  • 長時間歌える
  • 高得点を狙える

原キーで気合で歌うのもかっこいいですが、キーを変えてもカッコよさはあります。
そもそもその歌を歌っているのはプロの方たちなので原キーで歌えなくても全く不思議ではありません。
僕はキー変更を解禁してから大好きな優里さんの歌が歌えるようになってカラオケがさらに楽しくなりました。
あなたもキーを変えて好きな歌を歌いませんか。

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